【アビターレ】ブログ
いつもありがとうございます。
管理者の保坂です。日中はまだまだ残暑はありますが、朝夕はすっかり秋めいてきました。もうすぐ10月を迎え、益々秋が深まっていきます。周囲の木々もなんとなく色付きが変わり始め、街並みの様子も変わってきております。
早速ですが、今年は本日、9月21日が中秋の名月。今夜の天候が良好であることを願うばかりですが、一足先にアビターレでは、中秋の名月が飾られております。
平安時代のお月見は、一年で最も美しいと言われる中秋の名月を祝宴を催しながら愛でる貴族の風雅な遊びでした。これが大衆化するうちに、収穫への感謝の意が込められるようになりました。農作業の目安となる暦が月の満ち欠けを基準としていたためでしょう。近代以前の人々の暮らしは今の私たちが思う以上に月と密接につながっており、十五夜は重要な季節行事だったようです。
今回、ご利用者様それぞれのデザインで様々な中秋の名月が出来上がりました。早速、館内に飾らせて頂きました。
お月見に欠かせないのが月見団子とススキ。そして実りの秋への感謝を込めて季節の野菜や果物もお供えされます。特にツル性のものが「月との結びつきが強まる」とされ好まれたようです。野菜では里芋やかぼちゃ、果物ではブドウやアケビなどです。
今年は高野先生がアケビを持ってきてくれましたので、みんなで作った手作り月見団子とススキと一緒に飾らせて頂きました。
最後となりますが、オンライン面会の様子をお伝えします。
「お父さん、元気そうでよかった。」
「お父さん、早く元気になって家に帰ってきてね。」
「私も頑張るからお父さんも頑張って。」
画面越しではありますが、ご家族様の話を頷きながら聞いておりました。面会中はやや表情が硬い様子でしたが、オンライン終了後に、満面の笑みとなり、この面会を喜んで頂けたと感じました。今後もオンラインをはじめ、面会に関して対策を講じながら、ご利用者様とご家族様が対面できる機会を作っていけるよう努めます。