【アビターレ】ブログ
いつもありがとうございます。
管理者の保坂です。
本日8月15日は76年目の終戦記念日となります。アビターレでも、本日、ご利用者様、職員で、1分間の黙祷を行い、多くの戦没者の皆様への哀悼の意を捧げました。
高野先生が先日の活動で、一冊の本の読み聞かせを行ってくれました。
第二次世界大戦が激しくなり、東京市にある上野動物園では空襲で檻が破壊された際の猛獣逃亡を視野に入れ、殺処分を決定する。ライオンやクマが殺され、残すはゾウのジョン、トンキー、ワンリー(花子)だけになる。
ゾウに毒の入った餌を与えるが、ゾウたちは餌を吐き出してしまい、その後は毒餌を食べないために殺すことができない。毒を注射しようにも、象の硬い皮膚に針が折れてしまうため、餌や水を与えるのを止めて餓死するのを待つことにする。ゾウたちは餌をもらうために必死に芸をしたりするが、ジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死していく。
高野先生は、この本を読むたびに戦争の悲惨や虚しさを感じ、涙してしまうと話しておりました。ご利用者様も、「大変な時代だった。」「二度とこんなことはあってはならない」と、話されております。私どもも、戦争を知らない世代ではありますが、ご利用者様からの貴重な体験記を、少しでも多く戦争を知らない世代に伝えていける1人でなくてはならないと感じております。
続きまして高野先生のレク教室の作品や様子をお伝えいたします。
各種絵手紙づくりや折り紙と楊枝で作った独楽作り、書道や歌レク等、相変わらず、バラエテイーにとんだ活動を楽しんで頂いております。
最後となりますが、高野先生がまるで本物と見間違えるかのような”ほほずき”を手作りして、ご利用者様に見せてくれました。
「こりゃすごいね」「本物みたいでびっくり」「先生起用だね」と皆様大絶賛。高野先生は、お盆を迎えるにあたり、お盆用の飾りも作って頂きました。
なお、現在、山梨県内で新型コロナウイルスが急増中でありますが、日々の備えや予防対策を徹底し、ご利用者様の安全をお守り出来るよう、今後も職員一同努めてまいります。