【コスモ】ブログ
みなさんこんにちは!コスモの代田です。
今日はコスモのご利用者様、朝から落ち着かない様子です。
そう、今日2月3日は節分です。
1年前のあの悪夢が思い出されます。
襲い掛かる鬼にコスモは阿鼻叫喚の地獄と化し、ご利用者様、職員一同涙しました。
しかし今年は大丈夫!
厨房さん、管理栄養士の守屋さん・窪島さんが強力タッグを組み、鬼対策の昼食を用意してくれました。
↑こちらは「やこめ飯」。コスモでは節分にちなみ「鬼っ子ご飯」と呼んでいます。
そもそも「やこめ」は立夏のころ、田の水口に豊穣を祈り焼いた米(焼米=やこめ)を供えたことが起源とされています。現在はうるち米またはもち米を煮て煎った大豆と塩を入れ炊いたものが「やこめ飯」とされています。山梨県の郷土料理です。コスモでは食べやすさを考慮し白米で炊き上げています。
鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊が宿るという大豆です。豆まきに「豆」が使われるのは「魔物を滅する=魔滅(まめ)」に通じるからだと言われています。
↑「イワシの竜田揚げ」
昔から臭いがきついものは魔除けや厄除けによいとされています。イワシは足がはやく陸にあげるとすぐ死んでしまい、独特のにおいを発します。昔から節分に「柊鰯」を玄関に飾る風習がありましたね。
本日、昼食で提供されたイワシは厨房さんが丁寧に仕込んでくださり、青魚独特の臭みが消えていました。美味しく「イワシの竜田揚げ」をいただきました!
↑「節分そば」
2月3日の節分は旧暦の大晦日にあたります。節分の日にそばを食べる習慣は日本全国に多く残っているとのことです。
そばは縁起物として扱われています。他の麺と比較して非常に切れやすく「厄災との縁を切る」意味合いや、長く伸びるそばにあやかり「延命長寿を願う」意味合いがあるそうです。
節分にちなんだ行事食をみんなで美味しくいただきました!
「へ―これで今年は鬼はこねーら」と安心しきって「水戸黄門」を見ていたその時でした・・・・・。
イワシのにおいを消したのがいけなかったのでしょうか・・・・・?
やっぱり今年も鬼はコスモにやってきました・・・・・!
でも大丈夫です!
こんなこともあろうかと管理栄養士の守屋さんと窪島さんが豆を用意してくれていました。
さあ豆をぶつけて鬼をコスモから追い出しましょう!
「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせ鬼に豆を投げつけます。
中には立ち上がって豆を投げる方、鬼を追いかける方などかなり気合の入ったご利用者様も!
毎年恒例のことですが、なぜか最後は鬼との記念写真タイムとなります。
中には鬼と抱き合う方もいて、おばあちゃんと孫の感動の再会みたいな感じになってるところもありました。
みなさんとてもうれしそうに鬼と写真を撮っていました。
鬼もご利用者様と楽しく写真を撮り「また来年!」と満足そうな笑顔で山へ帰っていきました。
最後に節分について少し調べてみたので、ここに紹介したいと思います。
節分は2月3日と覚えている人も多いと思いますが実は年に4回あります。本来、節分とは季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬」の前の日を指すそうです。
旧暦では春から新しい年が始まったため、特に立春前日の節分(2月3日)は大晦日に相当する大事な日でした。そこで立春の前日の節分が重要視され、節分と言えばこの日を指すようになったそうです。
古来より日本では季節の分かれ目、特に年の分かれ目に邪気が入りやすく災いがもたらされると考えられており、様々な邪気祓いの行事が行われてきました。節分の豆まきも新年を健康に迎えるための、邪気祓いの行事の一つとのことです。
鬼役をしてくれた職員さんです。
全5フロアを盛り上げてくれました。実はこの鬼役かなりハードです!10分間全力でフロアを走り回り雄たけびを上げ続けます。1フロア終了するたびに鬼はかなり苦しそうな顔をしていました。みなさんおつかれさまです。本当にありがとうございました。みなさんが頑張ってくれた分、ご利用者様たちは喜んでいましたよ!
ちなみに真ん中の裃を着ている職員は今年の福男。ご利用者様はありがたがって福男に手を合わせ拝んでいました。
今年の豆まきもご利用者様の笑顔をたくさん見ることができました。
寒い冬も、もう少しで終わります。体調管理をしっかりして元気に春を迎えましょうね!